四国新聞に掲載されました

2022.08.13

四国八十八ヶ所霊場を自転車で巡るためのサイクリングルートを有志で点検するイベント「一日一斉おもてなし遍路道サイクリング」の様子が、2022年8月13日の四国新聞朝刊に掲載されました。

「一日一斉おもてなし遍路道サイクリング」は、四国八十八ヶ所霊場を自転車で巡るためのサイクリングルートを、地元のサイクリング愛好家を中心にしたメンバーそれぞれが担当区間にわかれて走り、安全に走行できるルートであるか、景色や自然を楽しむことができるか、案内や休憩場所が整備されているかなどを一日で一斉に点検するイベントです。
これから自転車でお遍路する人のために、また、自転車遍路のスタイルを普及していくために、参加者がおもてなしの心で一緒に取り組み、アフターコロナで復活が期待される外国人お遍路さんへの新しい遍路スタイルの提案や、四国遍路の世界遺産登録推進、お遍路のみならず四国内を自転車で周遊したり、日常的な健康スポーツとしてのサイクリングなど、四国での地域観光振興・自転車文化の普及促進を目指す目的で開催しました。

毎年2月に同様の主旨・目的の歩き遍路道を点検するイベント「一日一斉おもてなし遍路道ウォーク」が、NPO法人遍路とおもてなしのネットワーク主催ですでに数年間にわたって開催されており、このイベントのサイクリング版として、同NPO法人理事で、四国での自転車文化の普及・促進に長年取り組まれてきた石井秀文さんが発起人・幹事となり計画が立ち上がり、地域イベントの企画運営ノウハウをもつ弊社が企画運営をサポートし、香川県高松市でシステム関連業務と自転車販売店を展開しているペダル株式会社が技術サポートで参画しました。
また、同NPO法人、四国八十八ヶ所霊場会、総本山善通寺の協賛・協力もいただきました。

今回の開催は試験運用の位置づけで、四国内でのサイクリング経験が豊富な少数精鋭のメンバーで、走行エリアも限定して、安全にイベントが運営できるかどうかや、有効な走行データ・点検結果が獲得できるかなどをテストしました。
次回は、広く参加者を募り、四国全域のサイクリングルートを開拓・点検することを目指し、定期開催を継続していく構想です。

掲載された記事では、イベントの主旨や今後の構想、サイクリングツアーの運営やレンタサイクル事業を展開しているノーマン・ホワイトさんがリーダーのグループが、75番札所善通寺で同寺の菅智潤法主の安全祈願を受けたのち、愛用のロードバイクで出発していく様子が紹介されました。

弊社では、自転車を活用した四国周遊観光や自転車遍路の普及促進に継続的に取り組んでおり、本イベントの関係者や参加者とも連携を深め、四国での自転車文化の普及や自転車の観光旅行分野への有効活用を目指してまいります。

四国新聞_2022年8月12日_一日一斉おもてなし遍路道サイクリング