2022.06.16
四国遍路文化を含む四国の旅行観光の案内に特化した通訳ガイドが集まる「四国遍路通訳ガイド協会」の、ガイドとして業務を行う認定をするための研修があり、弊社代表取締役の佐藤崇裕が研修講師を担当しました。
四国遍路通訳ガイド協会には、四国が地元で四国のことに精通し、外国語でガイドができる全国通訳案内士・地域通訳案内士が複数人所属しています。協会のガイドとして業務を行うために、一定のスキルと共通知識を獲得するために所属ガイドに対する認定研修を実施しており、四国専門の旅行会社として活動する弊社の佐藤が研修講師を務め、ガイドに求めるスキル・知識・役割などを獲得できる研修プログラムを実施しました。
今回の研修は、四国八十八ヶ所霊場86番札所志度寺がある香川県さぬき市の中心市街地をフィールドに実施しました。
2日間にわたる研修プログラムを構成し、1日目は弊社佐藤からの四国の旅行観光を取り巻く環境や今後の可能性、ガイドの役割や求められるスキルなどに関する座学講義、街に出てこの地域の観光資源を探すフィールドワークを行いました。
研修参加者が複数人のグループを組んで、自分達で街を案内するガイドプログラムを考案し、3週間後の2日目には造成したガイドプログラムを実際に催行し、催行後に参加者同士で意見交換やフィードバックを行いました。
新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大により、日本のインバウンド需要は壊滅的な打撃を受けていますが、コロナ禍の中で外国人の訪日要望は拡大を続け、旅行のスタイルやニーズも変化したことにより、四国地域のインバウンド需要への期待も高まっています。旅行客の満足度を高めるために訪問先現地のプロフェッショナルガイドの重要性も高まっており、弊社でも四国内のいろいろな専門ガイドや地域の観光関連協議会・地域DMOなどと連携しながら、新しい旅行サービスの開発やサービスレベルの向上に努めています。
四国遍路通訳ガイド協会: https://www.facebook.com/SHGA88