「Living History in 琴平」のプログラム企画開発・モニターツアー運営

2022.03.11

令和2年度文化資源活用事業費補助金事業 「Living History in 琴平 ~生きた歴史体験プログラム 『こんぴら詣で(KOMPIRA MODE)』~」で、プログラム企画開発・モニターツアー運営を担当しました。

本事業は、重要文化財や史跡を訪れた方が、往時のくらしや祭事などを体験し、日本の文化を理解・体感できるような、歴史的背景に基づいた復元行事や展示・体験事業などの取組を文化庁が推進する「Living History(生きた歴史体感プログラム)促進事業」の一環として、公益社団法人香川県観光協会が起案・申請し採択されたものです。

弊社は、香川県観光協会から事業委託を受けた株式会社JTB高松支店と連携して、江戸時代に日本全国から参拝客が訪れた「金刀比羅宮(こんぴらさん)」の当時の歴史や参拝の様子や、門前町で育まれた文化や習俗を体感できるプログラムの企画開発と、開発したプログラムをモニター体験していただき磨き上げを行うためのモニターツアーの運営などを実施しました。

具体的には以下のような業務を行いました。
■琴平の歴史研究家と共同して、こんぴらさんの江戸時代の参拝作法・参拝ルート、門前町の文化や習俗の時代考証
■琴平の歴史研究家とJALふるさとアンバサダーが案内する、江戸時代のこんぴらさん参拝体感ガイドツアーの企画開発
■門前町で発展した讃岐のり染の体験プログラムの企画開発
■江戸時代に門前町のにぎやかしとして行われていた「富くじ興行」の体験プログラムの企画開発
■開発したプログラムをモニター体験していただくモニターツアーの運営

このように弊社は、四国地域に特化した情報や人的ネットワークを活かして、地域の多様な事業者や住民と連携し、地域の様々な資源を掘り起こし、それを旅行者に効果的に伝え楽しんでいただけるような観光プログラム・コンテンツ・ツアー開発、旅行企画運営・コーディネートを得意とし、四国地域の新しい魅力を発見し、地域に新しい価値をもたらすことができるよう活動しています。

文化庁「Living History事業」: https://japanculturalexpo.bunka.go.jp/livinghistory/

こんぴら詣でガイドツアー

讃岐のり染体験