2021.02.10
日本の聖地研究の第一人者である聖地観光研究所の代表・内田一成氏と協同で、四国遍路に関連する聖地をメインテーマに、地域に眠る聖地を掘り起こしたり、聖地に込められた本質的な意味を見つけ出したりして、観光資源として活かしていく調査研究を実施しています。
四国内には、四国遍路文化を基盤に発展してきた弘法大師信仰の聖地が数多く遺っており、遍路文化が発祥する以前の縄文時代や弥生時代の遺跡、四国中に点在する様々な形状の古墳など、古くから独自の文化を形成してきた歴史があり、各時代それぞれで聖地として崇められてきた場所(聖地)が多く存在します。
それらの聖地をレイライン(太陽の軌道などを意識して聖地が規則性をもって配置される仕組み)の視点から分析し、文献や現代に残る痕跡だけは発見できないような歴史の本質や聖地に秘められた魅力を発見しようという試みです。
四国の聖地の調査研究を通じて、四国の新たな魅力を発見できており、弊社は旅行会社としてその魅力を旅行・観光の形態でサービス提供しています。
調査研究の成果は、弊社が運営している四国遍路情報サイト「四国遍路」の四国の聖地学のコーナーで、その一部を随時公開しています。
レイラインの要素を盛り込み、内田一成氏のガイドによりフィールドワーク形式で四国の聖地を巡るツアープログラムの一例は四国ツアー紹介サイト「四国作旅」に掲載し、随時ツアーも催行しています。